一度は行きたい琉球のグスク巡り!世界遺産に登録された沖縄の城5選
一度は行きたい琉球のグスク巡り!世界遺産に登録された沖縄の城5選
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初回投稿日:2019.08.25
最終更新日:2024.08.16
最終更新日:2024.08.16
沖縄はかつて「琉球」と呼ばれ、日本本土とは異なる独自の歴史を歩んできました。そんな琉球の遺産は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、ユネスコの世界遺産にも登録され、いまの時代に歴史を伝えています。
今回は、沖縄の世界遺産の中でも、王や英雄が住んだ「城(グスク)」をご紹介。グスクの歴史を紐解くと、琉球の歴史がみえてきます。
① 琉球王朝のシンボル「首里城」
首里城は、14世紀末頃に建設されたと言われる琉球王朝のお城。国王とその家族が住んでいたといわえれています。実は首里城は、これまでに4度も焼失していて、現在の残っているものは、ほとんどが復元されたものです。
守礼門を過ぎて少し歩くと、王族の安全祈願した礼拝所「園比屋武御獄石門(そのひゃんうたきいしもん)」が見えてきます。実はここも世界遺産に登録されているんです!
首里城は、中国と日本の文化を融合した独特の建築様式。無料のガイドツアーもあるのでぜひ琉球の歴史に触れてください。
首里城
- 住所 /
- 沖縄県那覇市首里金城町1‐2
- TEL /
- 098‐886‐2020
- Webサイト /
- https://oki-park.jp/shurijo/
② 肝高(きむたか)の城「勝連城」
勝連城は、世界遺産に登録されたグスクの中でも、最古のグスクと言われています。この城には、貿易等で力をつけていった勝連の英雄、阿麻和利(あまわり)が居住していました。
この阿麻和利は、王権奪取をめざして首里城を攻めいったのですが、大敗してしまいます。歴史的には諸説いわれていて、なぜ首里城を攻めたのか正確な理由はわかっていません。勝連城には琉球の時代のでもドラマチックなストーリがある場所なので、ぜひ歴史ロマンを感じてみてください。
勝連半島の高台に位置している勝連城からは絶景を望めます。
勝連城
- 住所 /
- 沖縄県うるま市勝連南風原3807−2
- TEL /
- 098-978-2033
- Webサイト /
- http://www.katsuren-jo.jp/
③ 護佐丸の居城「座喜味城」
読谷村にあるグスクがここ、「座喜味城(ざきみじょう)」。15世紀初頭に、護佐丸(ごさまる)によって建設されました。築城家としても名高い護佐丸が作ったグスクの中でも、座喜味城が最も美しいといわれています。グスクを上ると残波岬や慶良間諸島も観ることができます。
歴史と絶景、どちらも楽しめるスポットです。
座喜味城
- 住所 /
- 沖縄県中頭郡(なかがみぐん)読谷村座喜味708-6
- TEL /
- 098ー958ー3141
- Webサイト /
- https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/173575
④ 息をのむ絶景が見どころ「今帰仁城」
今帰仁城(なきじんじょう)は、13世紀に建てられたと言われているグスク。沖縄が「琉球王朝」として統一される前の「三山県立の時代」に北部の覇者北山王が築いたという説がありますが、諸説あって正確には解明されていないそうです。天気のいい日には伊是名島や伊平屋島も望めるという絶景は見どころです。
グスク独特の石積みにも注目です。
今帰仁城
- 住所 /
- 〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
- TEL /
- 0980-56-4400
- Webサイト /
- https://www.nakijinjoseki-osi.jp/
⑤ 琉球を今に伝える「中城城」
中城城(なかぐすくじょう)は、琉球王朝時代に建てられた城(グスク)です。 沖縄に残るグスクの中でも最も保存状態がいいグスクといわれています。冬至の季節には「わかてだを見る集い」というイベントが開催され、日の出とともに伝統芸能を楽しむことができます。
中城城
- 住所 /
- 〒901-2402 沖縄県中城村泊1258番地
- TEL /
- 098ー935ー5719
- Webサイト /
- https://www.nakagusuku-jo.jp/
沖縄の城(グスク)は歴史的なストーリーはもちろん、絶景を楽しめるスポットが数多くがあります。ぜひ一度訪れてみてください。また、グスクを回るときはガイドさんといっしょに回ってみてください。琉球の歴史を解説してくれるのでおすすめです!
初回投稿日:2015年4月30日 最終更新日:2019年8月30日
初回投稿日:2015年4月30日 最終更新日:2019年8月30日
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