ムチッ、モチッ。北谷の「Wake&Bagel」で朝ごはん

ムチッ、モチッ。北谷の「Wake&Bagel」で朝ごはん

Reading Material

食べる

初回投稿日:2024.08.23
 最終更新日:2024.08.01

最終更新日:2024.08.01

ムチッ、モチッ。北谷の「Wake&Bagel」で朝ごはん  クリップする

しまんちゅ旅はじめました

ニューヨークの定番の朝ごはんといえば、ベーグル。生地を焼く前に茹でることで、生地に含まれるデンプンが糊化してベーグル特有の食感が生まれるのですが、あのムチッとした歯応えがクセになるのですよね。 

人気店がプロデュースするベーグルスタンド

Wake&Bagel

多くのアメリカ人が暮らす北谷(ちゃたん)町には、彼らが好む飲食店が集まっていることもあり「海外のような雰囲気が楽しめる」と観光客からも人気のエリアです。

Wake&Bagel 外観

そんな北谷町の砂辺海岸の近くに2023年12月にオープンした「Wake&Bagel(ウェイク アンド ベーグル」は、沖縄発のBEAN to BARチョコレートブランド「TIMELESS CHOCOLATE(タイムレスチョコレート)」が手がけるクラフトベーカリー「MILL by TIMELESS」がプロデュースしたベーグルスタンド。
 

材料にこだわる高加水のベーグル

ベーグル

沖縄県で無農薬・無化学肥料で栽培するブランド小麦粉「島麦かなさん」から起こした天然酵母を使用し、島麦かなさん、北海道産の「きたのはる」、沖縄県産のきび糖、浜比嘉島(はまひがじま)の塩を使って仕込む“高加水”のベーグル生地は、ムチッ、モチッ。トーストすることで、表面はバリッ。ひきが強く、噛み締めるとほんのり甘みが感じられます。

安慶田 真樹(あげだ まさき)さん。

水分を多く含む高加水の生地はゆるくてベタベタしているため成形が難しく、さらに手のひらの温度で発酵がどんどん進み過発酵になりやすいので、生地の扱いはなかなか大変。「氷水で手を冷たくしてからベーグルの成形をすることもあります」とショップマネージャーの安慶田 真樹(あげだ まさき)さん。

メニュー表

“best way to start the morning(最良の朝のはじめ方)”をコンセプトに、近隣に住むアメリカ人も満足するボリュームたっぷりのベーグルサンドイッチを提供するWake&Bagel。具沢山の食事系から、ピーナッツバターとジャムを挟むスイーツ系まで、全部で12種類のベーグルサンドイッチが用意されています。

朝ごはんに食べたいベーグルサンドイッチ

ベーグルサンドイッチ

沖縄のソウルフードであるポークたまごおにぎりから着想を得た「オキナワン」は、しっかりと焼いたポークとチーズ入りのオムレツが入って、沖縄ファンから支持されています。

ベーグルサンドイッチ

ベーグルサンドイッチ

一番人気の「ビッグブレッキー」は、お肉料理、ベーコン、目玉焼き、ハッシュドポテトとトーストをプレートに盛り付けたオーストラリアの朝ごはん“Brekkie”をイメージしたベーグルサンドイッチ。

ビッグブレッキー

焦げ目がつくまでしっかりと焼かれたお肉とベーコンの香ばしい風味とホクホクのハッシュドポテト、自家製の甘辛いBBQソースが一体となり、食べ応えはハンバーガー級です。

ヴィーガンメニュー

土地柄、動物性食品を使用しないヴィーガンメニューの要望も多いことから、誕生したのが「ベジタブル」。ひよこ豆をペースト状にしたフムスやレタス、トマト、赤玉ねぎ、アボカドがぎっしりと詰められ、カットすると断面はカラフルで格別の美しさを放ちます。味付けはメープルマスタードでシンプルに。

Wake&Bagel 外観

朝ごはんは1日のパワーの源です。特に移動の多い旅行中は、ちゃんと食べてエネルギーチャージをしておきたいですよね?
 
次回の沖縄滞在時には、ひとつでお腹が満たされるWake&Bagelのベーグルサンドイッチで1日をスタートしてみませんか?

関連する記事

Wake&Bagel

住所 /
沖縄県中頭郡北谷町宮城3-223
TEL /
070-9222-1098
営業時間 /
7:00〜15:00(L.O.14:30)
定休日 /
不定休
SNS /
https://www.instagram.com/wakebagel/

舘 幸子(たち さちこ)

同じカテゴリーの記事

しまんちゅ旅はじめました