時間を忘れてまったりできる沖縄の古民家グルメスポット8選
時間を忘れてまったりできる沖縄の古民家グルメスポット8選
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初回投稿日:2023.07.21
最終更新日:2024.08.28
最終更新日:2024.08.28
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青く美しい空に、赤瓦の屋根、そしてその上に凛々しく座るシーサー。沖縄の古民家といえば、このような風景を思い浮かべるのではないでしょうか。そんな沖縄の古民家でお食事を楽しめるお店があります。本土とは違った沖縄の古民家で食べるお料理は、南国気分をより一層高め、沖縄の旅を盛り上げてくれるのではないでしょうか。ぜひ、風情あり心休まる沖縄の古民家で、ゆったりとお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
1.古民家で味わう豚しゃぶとカクテル「やんばるダイニング松の古民家」
名護(なご)の街なかにある、やんばるの山の木でできた一軒家のお店「やんばるダイニング松の古民家」。素足に心地よいつるつるの床板が、大切に住み継がれてきたことを物語っています。このお店を営む松下豊さんは、職歴14年のバーテンダー。お店には、厳選した銘柄豚のしゃぶしゃぶなどが食べられるお座敷のほかに、バーカウンターがあり、オーダーメイドのカクテルを注文できます。
中でもおすすすめが「パッションフルーツ」のカクテル。隠し味にハンドメイドのシロップが入っていて、タンカンの甘みが感じられます。シロップ以外にも、やんばる産のしょうが・黒糖・レモングラスを漬けた「やんばるモスコミュール」の素も手づくり。古民家のお座敷でのお食事も、創意工夫をこらしたメニューから選ぶことができ、大満足の旅ごはんになること間違いなし。
松の古民家
- 住所 /
- 沖縄県名護市大南2-14-5
- TEL /
- 050-5485-8909
- Webサイト /
- https://matsu-no-kominka.gorp.jp/
2.国の登録有形文化財の古民家でいただく沖縄そば「しむじょう」
那覇市首里(しゅり)の高台に佇む、国の登録有形文化財の築60年以上もの古民家をお店にした「しむじょう」。伝統的な赤瓦や石畳、家の目隠しや魔除けの役割を果たすヒンブン、フール(豚舎を兼ねたトイレ)など、古き良き沖縄を存分に感じることができます。こちらでいただけるのはコシのある細平麺が特徴の沖縄そば。
だし汁は県産豚骨をじっくり煮込んだスープにカツオをたっぷりと。手間ひまかけて脂を取り除いているので、さっぱりした中にもしっかりしたうま味とコクが堪能できる絶品スープです。中でも特に人気の高い「ソーキそば」は、じっくりと煮込んだ柔らかい本ソーキのシンプルで深い味わいが「しむじょう」の沖縄そばをより一層引き立てます。古民家で、ゆったり沖縄時間に身をゆだねながら美味しい沖縄そばを味わってみませんか?
しむじょう
- 住所 /
- 沖縄県那覇市首里末吉町2-124-1
- TEL /
- 098-884-1933
- Webサイト /
- https://www.instagram.com/shimujo/?_sm_nck=1
3.白い瓦とブーゲンビレアが目を引く「今帰仁そば」
沖縄県の北部「やんばる」の今帰仁(なきじん)村の集落にある「今帰仁そば」は、沖縄ならではの古民家で、眩しい白い瓦とブーゲンビレアが目を引きます。店内は全て座敷で、年季の入ったテーブルと可愛い座布団たちが出迎えてくれます。古民家の雰囲気がそのままに残っていて「古き良き沖縄」の雰囲気のなかで沖縄そばを楽しめるのが魅力。
沖縄そばは、店主こだわりの自家製麺。ソーキはトロトロで、透き通るスープの味は優しい風味。優しい素朴な味つけは、県外からきた観光客の方に「古民家で沖縄そばを楽しんでもらいたい」という店主の計らい。「今帰仁そば」オリジナルの「生七味」や島とうがらしを泡盛で漬けた「こーれーぐーす」など、卓に並んだ辛味を入れて、味の移ろいを楽しむのもおすすめ。
今帰仁そば
- 住所 /
- 沖縄県国頭郡今帰仁村諸志181
- TEL /
- 0980-56-5782
- Webサイト /
- https://www.nakijinsoba.jp/
4.とても貴重な古民家「屋宜屋(やぎや)」
「屋宜屋(やぎや)」は八重瀬町のうーじ畑(さとうきび畑)や野菜畑に囲まれた緑豊かなところにあります。屋宜屋はなんと国の登録有形文化財に指定されており、沖縄の昔ながらの風景の中でお食事を楽しむことができます。
「屋宜屋」の看板メニューは沖縄で採れる海藻アーサがたくさん入ったアーサそば。磯のいい香りとかつおの出しがとても美味しい逸品です。その他にも、「屋宜屋」独自の手順で炊き上げたジューシー(沖縄の炊き込みご飯)やソーキや大根の煮付けなど、沖縄の料理を楽しむことができます。お店の中は、広々とした畳間に、心地よく吹き通る風、そして掃き出しの窓から見える緑豊かなお庭。心地よくゆったりとした気分でお食事を楽しむことができます。
屋宜家(やぎや)
- 住所 /
- 沖縄県八重瀬町大頓1172
- TEL /
- 098‐998‐2774
- Webサイト /
- https://www.ne.jp/asahi/to/yagiya/index.html
5.モダンでお洒落な古民家「cafe ハコニワ」
内装をモダンな雰囲気に改装したおしゃれな古民家カフェ「cafe ハコニワ」。沖縄北部、沖縄美ら海水族館にも近い本部町(もとぶちょう)の緑豊かな自然の中にあり、小鳥のさえずりに澄んだ空気が心地よく、ゆったりとした中で食事をすることができます。
メニューは地元の食材を多く用いたプレート料理や素朴な味わいを活かしたバナナケーキなど人気があり、どれもこだわりが詰まった料理ばかりです。また、沖縄の食器やちむんが店内に飾られていたり、お料理の盛り付けに使われていたりと、温かみのあるやちむんがお店を素敵な空間に演出してくれています。
cafe ハコニワ
- 住所 /
- 〒905-0221 沖縄県国頭郡本部町伊豆味2566
- TEL /
- 0980-47-6717
- Webサイト /
- https://www.instagram.com/cafe_haconiwa/
6.ハイビスカスとブーゲンビレアに囲まれた古民家「やん小〜」
那覇から空路で30分の久米島にも魅力的な古民家のお食事処があります。それが、ハイビスカスやブーゲンビレアなどが綺麗に花咲く緑豊かなお庭に、赤瓦の古民家が素敵な沖縄そば屋「やん小〜(やんぐわ〜)」。テラス席もあり、沖縄の古民家に南国の花々を見ながら食事を楽しむことができ、旅行気分を高めてくれること間違いなしです。
看板メニューは久米島の特産である久米島味噌を使った「味噌もやしそば」で、もやしのシャキシャキした食感に、旨みが凝縮された久米島の味噌味のスープがとても美味しい逸品です。
やん小〜
- 住所 /
- 沖縄県久米島町字仲泊509
- TEL /
- 080-3226-3130
7.沖縄県産材で建てられ気品が漂う古民家「Café がらまんじゃく」
沖縄の東海岸側、金武(きん)町にある「Café がらまんじゃく」は、沖縄県産材くすのきやセンダン、チャーギ、琉球石灰岩などが使われ、とても風情ある古民家カフェです。縁側から見えるお庭の景色はのどかで穏やかな気分にしてくれます。
「Café がらまんじゃく」では、薬草・野草をふんだんに使用した伝統料理を楽しむことができます。コンセプトは「一汁一菜」。地産地消に重きを置きながら、旬の野菜と原種にこだわり、「今もこれからも百歳まで生きられる食を」との思いがこもった、滋味深い“ぬちぐすい(命の薬)”御膳が人気。体も心を癒してくれます。
Café がらまんじゃく
- 住所 /
- 沖縄県金武町字金武10507-4
- TEL /
- 098-968-8846 ※要予約
- Webサイト /
- https://garamanjaku.com/
8.沖縄独特の石垣に囲まれた古民家「茶処 真壁ちなー」
糸満市にある「茶処 真壁ちなー」は沖縄独特の琉球石灰岩でできた石垣に囲まれており、店舗と敷地は国の登録有形文化財に指定されています。店内はとても趣があり、沖縄の仏壇が壁側にそのまま残されていたり、飾らない落ち着いた雰囲気の中で料理を楽しむことができます。
こちらでいただけるのは、県産豚の三枚肉が入った沖縄そばに、優しい味のジューシー(沖縄の炊き込みごはん)、野菜がたくさん入ったちゃんぷるーなどの沖縄料理。お庭には沖縄のガジュマルの木が植えられていたり、ブーゲンビレアが生えていたりと、沖縄の特有の植物も見ることができ、沖縄を満喫できること間違いなしです。
茶処 真壁ちなー
- 住所 /
- 〒901-0300 沖縄県糸満市真壁223
- TEL /
- 098-997-3207
- Webサイト /
- https://www.instagram.com/makabe.chinaa/
※それぞれのスポットの情報は取材当時のものです。
最新の情報につきましては、公式サイト等でご確認ください。
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