五感を超えるコーヒーを首里の「rokkan COFFEE SHURI」で
五感を超えるコーヒーを首里の「rokkan COFFEE SHURI」で
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初回投稿日:2024.04.22
最終更新日:2024.04.25
最終更新日:2024.04.25
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“観光”とは切っても切り離せない“カフェ休憩”。
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那覇にある首里城(しゅりじょう)のほど近くに店舗を構える「rokkan COFFEE SHURI(ロッカンコーヒーシュリ)」は、朝6:00から開いているコーヒー専門店です。首里城を訪れる際には、その前後にこだわりのコーヒーとスイーツを味わってみませんか?
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那覇市樋川(ひがわ)に1号店「rokkan COFFEE」を構えるrokkan COFFEE SHURI。首里出身のオーナー 奥武 拓也(おくたけ たくや)さんは当時から「思い入れのある首里から世界に発信していきたい」という夢があり、2023年10月に2号店をオープンさせました。
rokkan COFFEE SHURIで五感を超える体験を
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店名の由来は“第六感”から。「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を超える感覚を体験してほしい」という思いが込められています。
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「“ただコーヒーを飲んで終わり”ではなく、rokkan COFFEE SHURIを通して、コーヒーのアロマや器、空間が作り出す心地よい時間が、訪れる方の幸せに繋がってくれたら嬉しいです」と話すのは、店長の比嘉 幹樹(ひが もとき)さん。
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コーヒー豆のセレクトは、ブランドや流行り、評判などに惑わされることなく、スタッフが“おいしい”と感じたものを採用。生豆の状態を吟味し、それぞれの豆の個性に合わせて焙煎します。
店長おすすめのコーヒーとスイーツ
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比嘉さんが選んでくださったドリンクは、ブラジルのレクレイオ農園で栽培されたFAZENDA RECREIO(ファゼンダ レクレイオ)で淹れたBlack Coffee。
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ローストしたナッツのような香ばしさと、チョコレートのようなコクと甘さが感じられます。
土感のあるコーヒーカップは、北中城村(きたなかぐすくそん)で作陶を続ける「sui(すい)」さん作。カップが口に触れる時の感触や厚みを調整し、コーヒーの味わいを最大限に楽しむことができるように仕上げたrokkan COFFEE SHURIのオリジナルカップです。
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そんなコーヒーと一緒に味わいたいのは、アーモンドと胡桃、レーズン、新垣養蜂園(沖縄で最も老舗の養蜂園)の『首里 王朝蜂蜜』、石垣島の塩を使った『塩キャラメルナッツタルト』。
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蜂蜜の甘さと、その甘さを引き立てる塩味のバランスが絶妙で、ナッツのカリッ、コリコリッとした食感も楽しめるタルトケーキです。
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その他、沖縄県産を使用したキャロットケーキやバスクチーズケーキ、ガトーショコラなどのスイーツも。すべてrokkan COFFEE SHURI専属のパティシエお手製です。
沖縄県産の紅芋を使用したオリジナルドリンク「紅芋ラテ」
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もうひとつのおすすめが「ここでしか体験することができない沖縄らしいドリンクを」と、バリスタとパティシエがタッグを組み、数ヶ月かけて作り上げた『紅芋ラテ』。コーヒー豆を漬け込んだミルクと、ムース状に仕立てた紅芋ピューレが2層になったドリンクで、ほんのりコーヒーが香るミルクと、まったりコックリとした紅芋の甘さが感じられる“飲むスイーツ”です。
店内は沖縄を感じられる空間
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店内を設計したのは、沖縄県立芸術大学でデザインを学んだ奥武さんと、芸術大学を卒業した後輩たち。琉球石灰岩を使用したカウンターや琉球畳を装着したベンチ席は“沖縄らしさ”が感じられ、エスプレッソマシーンには、紅型作家 知花 幸修(ちばな ゆきなが)さんが琉球紅型古典衣装に施された龍からインスパイアを得て描いたアート作品が。スタイリッシュながらも温かみのある空間に仕上がっています。
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早朝や夕方には、ウォーキングや犬の散歩の途中にふらっと立ち寄る常連さんが、週末にはファミリー層や観光客も増え、いつも活気に満ちている店内。
rokkan COFFEE SHURIが沖縄旅行の思い出のひとつになりますように。
rokkan COFFEE SHURI
- 住所 /
- 沖縄県那覇市首里当蔵町2-14 やまごうビル1F
- TEL /
- 098-943-4399
- 営業時間 /
- 6:00〜18:00
- 定休日 /
- なし
- Instagram /
- https://www.instagram.com/rokkancoffeeshuri/
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