首里散策のお供に♪「首里Cafe Roots」のフルーツスムージーでおいしく元気チャージ

龍潭（りゅうたん）通り沿いのほぼ中央に位置する「首里Cafe Roots」。大きな窓と赤瓦屋根のモチーフが印象的な外観で、すぐに見つけられるはず。



軒先のブーゲンビレアと立派なシーサーが目印です。
 
元々は別のカフェとして営業していましたが、2024年5月にリブランドする形でリニューアルオープンしました。



お店から「首里城公園」まで徒歩5分圏内と、首里散策の休憩スポットとして最適な立地で、観光のお客さんや地元の常連さんで賑わいます。
 
店内にはカウンター席が6席あるのでイートインはもちろん、全品テイクアウトもOK！



カウンターの大きな窓からは通りを一望でき、ドリンクを飲みながら、観光で首里の街並みを歩く人々を眺めているだけでもなんだか楽しい気分に。
 
電源やフリーWi-fiも完備しているので、ちょっと作業したい時にも助かります。

店主の長濱 飛鳥（ながはま あすか）さん。元・看護師という異色の経歴を持ちます。
 
元々大好きでよく通っていたという前身のカフェを引き継ぐ形で、自らのお店をオープンさせました。
 
2023年の夏に、自転車で台湾を一周する旅に夫婦で挑戦した飛鳥さん。異国の文化や景色に触れる中で、「新しいことにチャレンジする」と決意したのだそう。
 
帰国後、大好きなカフェとのご縁がトントン拍子に繋がり、「いつか自分のお店を開きたい」と心に秘めていた想いを形にすることに。
 
実家が農業を営んでいる飛鳥さんは、幼い頃から「その土地で採れる、旬の食材が身体によい」という考えが自然と根付いていたそう。
初めてのお店づくりにあたって、自らのルーツでもあるこの“根源”を大切にしようと心に決め、「首里から沖縄のいいものを発信していきたい」という想いを込めて「首里Cafe Roots」と名付けました。



お店の看板メニューは、季節折々の旬のフルーツを用いた身体が喜ぶスムージー。
 
この日は、見た目も鮮やかな新作の「ドラゴンフルーツ＆ピーチパインのスムージー」をいただきました。
 
果物本来の甘さが引き立ち、サッパリしているので喉越しがよい！ まさに散策のお供にピッタリの一品です。カラフルで写真映えするのも、旅先ではうれしいポイントですよね。
 
首里を訪れた人に「沖縄ならではのおいしいものを届けたい」「その土地の農家さんの魅力を伝えたい」という想いから、パッションフルーツ、マンゴー、パイナップル、シークヮーサー旬の県産フルーツを用いたオリジナルドリンクの開発に日々挑戦。
 
県内の農家さんのリサーチを欠かさず、畑に直接出向いて作る過程を見学し、果物の仕入れ交渉を行っているという飛鳥さん。「その土地のいいものを見つけて届けたい」という、執念すら感じさせられる行動力には脱帽です！



店内には、ご近所の雑貨店「KUUUP」と連携した雑貨スペースも。やちむんや革細工など、県内の作家さんの作品を展示販売しています。沖縄の文化が息づく街・首里ならではの一品に出合えるかも…！ レジの近くにあるのでチェックしてみてください。

こちらは人気メニューの「チョコバナナジュース」。バナナがたっぷり１本半入って、飲みごたえ十分の一杯は、小腹が空いた時のヘルシーなおやつ代わりとしてもおすすめです。
 
まろやかでほんのり甘く、子どもから大人まで好まれるやさしい味わいです。



甘味料は使わず、北海道産の牛乳とフレッシュな果実をそのまま使用することで、果物本来の甘さや風味を引き立てるのがこだわりです。



「濃厚抹茶ソフトクリーム」は、静岡・掛川産の抹茶を贅沢に使用し、抹茶の豊かな風味とほのかな苦味が効いた大人のためのスイーツです。甘くないので、暑い日でもサッパリといただけます。
 
炭が練り込まれた漆黒のコーンはサクサク食感で、なめらかなソフトクリームと愛称抜群です。



人が大好きという飛鳥さんは、自然と周囲を明るくする魅力があり、訪れるお客さんと楽しそうにコミュニケーションを取っているのが印象的でした。
 
首里という立地を活かし、「沖縄楽しかったな、また行きたいね」と思い出してもらえる場所にしていきたい、と笑顔で話してくれました。



フレッシュなフルーツの栄養と、明るい笑顔に元気をもらえるジューススタンド・カフェ。首里に行ったらふらっと立ち寄ってみてくださいね。