こだわりの島食材でつくる”島和食”でもてなす【郷家はなれ】(宮古島市)

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初回投稿日:2022.10.29
 最終更新日:2024.03.27

こだわりの島食材でつくる”島和食”でもてなす【郷家はなれ】(宮古島市)

旬の島食材が一番美味しい

 

宮古島市平良(ひらら)のメインストリート、西里通りに入る西里交差点を南に進むと右手に見えてくる「泡盛と沖縄料理 郷家(ごーや)」、その2階にあるのが「島和食 郷家はなれ」です。

赤瓦で作られた門を抜けた1階の「郷家」では、三線ライブで宮古島や沖縄の民謡を聴きながら、泡盛に合う沖縄料理が楽しめます。

島和食 郷家はなれ

今回紹介したいのは2階の「郷家はなれ」です。朝、収穫した島野菜や宮古島の農家や漁師から直接仕入れた旬の島食材を取り入れた和食を提供しています。

調理した料理を食べるお客さんの顔が好き

 

「郷家はなれ」の代表の奥平幸司さんとスッタフ

「郷家はなれ」で調理と接客の両方をこなす代表の奥平幸司さん(写真左)。

自分の料理を食べるお客さんの顔が好きだという奥平さんが最初に開いたのは、1階にある「泡盛と沖縄料理 郷家」。

お祝いや祭りごとがあると必ず親戚が集まり、宴会になる宮古島の風習を観光客にも体感して欲しい、祖母の家に遊びに行くような感覚で沖縄料理でもてなしたいと考え、20年前に三線のライブが楽しめる「郷家」をオープンしました。

店名の郷家は覚えやすさと県産品のゴーヤーに由来するそうです。

島のものにこだわった”島和食”

 

「郷家はなれ」の店内

ゴーヤチャンプルーやラフテーといった沖縄料理と泡盛、三線ライブでのもてなしが定着した2010年頃、「宮古島には美味しい食材があるのになぜ知られていないのだろう」と考えるようになりました。

知られていないなら知ってもらうために、「島のものにこだわった”島和食”を作ろう」、新たに立ち上げたのが「島和食 郷家はなれ」です。


 

創意工夫を凝らしたおまかせコース

「郷家はなれ」の料理

「郷家はなれ」にはチャンプルーなどの定番の沖縄料理はなく、つきだしから始まり5品ほどの肴コースと旬の食材を使用した6品からなるおまかせお食事コース、奥平さんが厳選した食材と調理法で作る店主おまかせコースと会席コースの4つのコース料理のみ提供しています。

「郷家はなれ」の料理

「郷家はなれ」の料理

どのコースでも創意工夫を凝らした刺身や炭火焼、蒸物に揚物などさまざまな料理が楽しめます。

郷家はなれの最大の魅力

 

「郷家はなれ」の店内

見た目や香り、美味みの変化など料理だけでなく、調理をみることのできるカウンター席やカップル向けのテーブル席、グループ向けの個室、団体向けの大広間など、利用客に合わせて席が選べるのも魅力のひとつです。

カウンター席に座ると奥平さん自ら、島食材の説明から始まり、観光スポットやアクティビティなどを紹介してくれます。

代表の奥平幸司さん

料理を作る奥平幸司さん

「できる限り無添加で身体に優しく、安心して食べてほしい。美味しいものを食べると人は笑顔になるから」と話す奥平さん、その人柄が郷家はなれの最大の魅力かもしれません。

「郷家はなれ」の代表の奥平幸司さんとスッタフ

宮古島を訪れた際には、綺麗な海だけでなく旬の島食材を楽しめる「郷家はなれ」を訪れてはいかがでしょうか。




沖縄CLIPフォトライター 宮国哲司


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島和食 郷家はなれ

住所 /
沖縄県宮古島市平良字西里570-2
電話 /
0980-73-8758
定休日 /
不定休
HP /
https://zumi-goya.com/hanare/

宮国哲司

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