ファミリーにおすすめ！動物と触れ合えるスポット 3選

まず最初にご紹介するのは、沖縄県北部、豊かな自然に恵まれた名護市に1992年（平成4年）に開園した『ネオパークオキナワ』です。こちらは東京ドーム5個分の広い敷地に放し飼いにされた動物たちと触れ合うことが出来る動物園。

園内最初のゾーンは、アフリカ大陸ケニアのナクル湖をモデルにした「フラミンゴの湖」。フラミンゴやアフリカクロトキ、ホオジロカンムリヅルなど約500羽の鳥が6,600㎡のフライングケージ内に放し飼いにされています。こちらでは200円で餌が販売されており、餌を持って入ると一斉に鳥たちが集まってきます。滅多にできない体験は、お子様も大喜びすることでしょう。

園内は大きく区分するとアフリカ、中南米、オセアニアの3ゾーンに分かれており、オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア地域に生息するワラビーやエミュー、南北アメリカに住むペッカリーや南アフリカのアンデス地方に住むラクダ科のリャマなど珍しい動物も！さらに南米アマゾン川で暮らす世界最大級の淡水魚ピラルクーやレッドテールキャットフィッシュなども飼育されています。

希少動物種を集めて展示している国際種保存研究センターではヤンバルクイナの保護と繁殖研究を目的とした施設があり、観察することができます。大正時代から沖縄本島で走っていた機関車「沖縄軽便鉄道」に乗って園内一周（全長1.2km）することも出来るので、この機会にぜひ♪

沖縄市の『沖縄こどもの国』は、1972年に県内初の動物園として開園しました。ネイチャーランド（動物園）の他に、学ぶためのワークショップ「ワンダーミュージアム」があります。さらに、絵本の読み聞かせや子どものための様々な講座や企画展が開催される「チルドレンズセンター」も含めた3つの施設を持つテーマパークです。今回は日本最南端の動物園『ネイチャーランド』にスポットをあててご紹介しましょう。

地元住民はもちろん米軍基地で働く外国人からも人気のあるこちらのスポット。来場は平日がオススメです。しかも、平日には特典が！巨大なゾウが園内を散歩する様子や、与那国馬の訓練風景などを近くで観ることができるのです。ネイチャーランドではキリンやゾウ、カンガルー、ライオン、ワニ、カバなど約200種類の哺乳類、鳥類、魚類、爬虫類が見られます。

園内東側にある「ふれあい広場」ではうさぎやモルモット、ヒヨコ、ヤギなどへの餌あげ体験もでき、お子様から大人気。

また「動物園に泊まろうZOOキャンプ」や「飼育員のお仕事体験ZOOスクール」など（どちらとも要予約）動物が好きなお子様におすすめのプログラムもありますので、夏休みの思い出にいかがでしょうか？

最後は久米島で出来るユニーク体験「海馬遊び」をご紹介しましょう。乗馬初体験の方から上級者まで楽しめる海馬遊びは、馬に乗ったまま海の中へ入って乗馬する沖縄ならではの馬遊びです。

馬は人間に近い感情を持っており、繊細で、大きな身体からは想像できないほど臆病な動物です。狭い小屋に閉じ込められ、食事・運動制限をさせられている馬はストレスが溜まり、人間の言うことを聞かない子に育ってしまうことも。しかしこちら「久米島馬牧場」の馬たちは草が豊かに生えている耕作放棄地に放牧されておりストレスが少ないので性格は穏やかで人懐っこく、人間とのコミュニケーションも良好です。 海馬遊びを楽しむために必要なことは馬とのコミュニケーション力。人間が心をこめて接すれば、必ず馬は応えてくれるはず。馬にまたがる前に、まずは海水で優しく馬の身体を洗ってあげましょう。

キレイになったら馬にまたがり、海中散歩の始まりです。「馬に乗るのは初めて」という方も心配する必要はありません。万が一すべり落ちても、そこは浅い海なのでご安心を。心優しい馬と心を通わせて久米島の海を楽しんで下さい。このプランは夏季限定ですが、集落を散歩するプランや空に浮いているような感覚を味わえる「天空の丘へ」行くプラン、宇江城城へ上がるプランなどもありますので、季節問わず楽しめそうですね。