沖縄観光情報:沖縄の珍味「スクガラス」×白ワイン。『スクガラスとチーズのパイ』

沖縄の珍味「スクガラス」× 白ワイン。『スクガラスとチーズのパイ』

post : 2015.11.25 21:00

 
私は子どもの頃から「食べること」と「料理をすること」、そして「レシピ本と栄養成分表を眺めること」が大好きでした。高校時代の愛読雑誌はオレンジページとレタスクラブ。その他にも藤野真紀子(ふじのまきこ)さんや鳩山幸(はとやまみゆき)さんのレシピ本を集めていました。「ジャニーズの○○君かっこい い!」と目をハートにしながら盛り上がっているクラスメートの会話にはついていくことが出来ず、私の頭の中はいつもレシピのことで一杯。作ってみたいレシ ピを見つけると「myレシピノート」に書き移し、実際に作ることが私の楽しみだったのです。飲食店で美味しいメニューに出合うと、後日自宅で再現して家族 に振る舞うのも好きでした。

 
そんな私がもうひとつの楽しみにしていたのは、晩酌する父の隣に座って一緒に酒の肴をつまむこと。イカの塩辛、明太子、スモークサーモン、チーズ…。 未成年だったのでもちろんお酒は飲めませんでしたが、父を見ていて自然とビール・ワイン・焼酎、それぞれに合うおつまみが分かるようになっていったので す。お酒と料理のマリアージュはとても重要! 例えば、イカの塩辛は焼酎や日本酒には合いますが、赤ワインには合いません。それがどんなに美味しいワインだったとしても、組み合わせを間違えるとお互いの美味しさを半減してしまうこともあるのです。
 
ビール、ワイン、日本酒、泡盛、ウイスキー、紹興酒… 大人になって、「ご飯に合うおかず」よりも「お酒に合うおつまみ」をつい考えてしまう、お酒好きになった私。ということで、私のコラムでは「沖縄の食材を使った酒の肴」をご紹介していきたいと思っています。

 
今回は「スクガラス」を使って白ワインに合うメニューを考えてみました。 スクガラスはアイゴの稚魚(沖縄ではスクと呼びます)を塩漬けにしたもので、瓶に隙間なくびっしりと詰められた状態で販売されています。 沖縄料理屋さんへ行くと、島豆腐の上にトッピングされた状態で出てくることが多く、泡盛の友として人 気ですね。しかしこのスクガラス、食べ方次第では洋メニューにも使えるのです。

 
 
「スクガラスとチーズのパイ」
 
【材料】(ひとり2枚で2人分)
・パイシート 2枚
・玉ねぎ 1/4個
・スクガラス 12尾
・ブラックオリーブ(スライスしたもの)8つ
・クリームチーズ 2個
・とろけるチーズ 好きなだけ
・バター 適宜
・シーズニングソルト 小さじ1/3
 
 
【作り方】
使う材料は冷凍パイシート、玉ねぎ、クリームチーズ、とろけるチーズ、ブラックオリーブ、そしてスクガラス。薄くスライスした玉ねぎをバターで炒め、シーズニングソルトで軽く味付けをします。玉ねぎはサッと炒めるだけでも、飴色になるまで炒めてもどちらでもOK。パイシートはお好みの大きさにカットし、常温において少し柔らかくしておきます。そこへ炒めた玉ねぎを平らにのせ、クリームチーズ、その上にスクガラス、ブラックオリーブをのせ、とろけるチーズをトッピングします。

 
250℃に予熱をしたオーブンで15分ぐらい(←ほど良い色がつくまで)焼いたら完成です。

 
サクふわっとした食感のパイは、ぜひ熱いうちにどうぞ。スクガラスの塩気と熱が加わってなめらかになったクリームチーズ&とろーりチーズ、甘味のある玉ねぎ はぴったりの組み合わせです。パイシートはアレンジいろいろ。もっと細長い長方形にしても、一口サイズにしても、丸型にしても良いかもしれません。

 
独特な旨みとふくよかな熟成香、塩気の効いたスクガラスはアンチョビとよく似ており、まろやかなチーズと相性ぴったり。 …ということは、間違いなくピザのトッピングにも合いますね。 白ワインは、フルーティーなものよりも少し熟成した辛口ワインがお薦めです。辛口のスパークリングワインにも合うので、ぜひ作ってみてください。
 
 
沖縄CLIPフォトライター Sachiko
 
 
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