沖縄観光情報:沖縄のビーチを満喫した後に、寄ってみたいシェイブアイスのスぺシャルティショップ〈田中果実店(恩納村)〉

沖縄のビーチを満喫した後に、寄ってみたいシェイブアイスのスぺシャルティショップ〈田中果実店(恩納村)〉

post : 2018.08.08 15:00




オープンは2014年6月と歴史は新しいものの、沖縄を代表するフルーツシェイブアイス(かき氷)のスペシャルティショップとして、すでにその地位を確立しているのが、沖縄本島中部の恩納村(おんなそん)にある田中果実店だ。

恩納村は沖縄が本土に復帰する前から、リゾート地として開発されてきた観光エリア。マリンアクティビティが盛んで、広々としたビーチからは海の向こうに沈む太陽を眺めることができるため、沖縄旅行初体験の観光客の多くが足を運ぶ場所として知られている。田中果実店は万座毛と瀬良垣ビーチからから車で5分の距離にあり、沖縄の海を思いっきり楽しんだ後、ほてった身体をさらさらのかき氷で、内側から冷やしたいという人が足を運ぶ。




オープンは姉妹店のHawaiian Pancakes House Paanilaniが営業を始めて2年後のこと。当時のことをオーナーの田中裕人(たなか・ひろと)さんは次のように振り返る。「恩納村に暮らし始めて地元の人との交流が広がっていたのですが、その中には果樹農家もたくさんいたんです。豊作の年は値崩れするので、せっかく育てたマンゴーが1個100円でも売れないことがあるし、不作の年はさらに生活が厳しいとおっしゃってました。お世話になっている恩納村で何か貢献できないだろうかと考えて、商品として店頭で販売することのできないマンゴーやパインを農家や、「おんなの駅」の直売所から適正な価格で買い取って、かき氷や、ジャムにしようと、取り組みはじめたんです」。




メニューは沖縄産のトロピカルフルーツをたっぷり使った「沖縄果実のこぼれ氷」(980円~)、13種類のシロップから3種類を選べるシェイブアイス(580円)、「マンゴーパフェ」(980円)、マンゴーをまるごと1個使ったマウンテンマンゴーパフェ(2500円)、「フレッシュパッションフルーツアイス」(600円)など、どれも一度は食べてみたくなるバリエーション。

なかでも「ダブルマンゴーシェイブアイススペシャル」(1200円)は個人的には一番のおすすめかも。ダイス状にカットしたマンゴーがさらさらふわふわした氷の上に贅沢に散りばめられたこのかき氷は、見た目はシンプルながらも、マンゴーの芳醇な香りと深い甘さを存分に楽しめる。ちょっと油断をしていると、連続するマンゴーの甘美な波状攻撃に思わず圧倒されそうになるくらいだ。そうなったら、真っ白なかき氷で息を整え、エネルギー補給。再びマンゴーに挑戦するのだ。焦らずのんびり、マンゴーの魅惑世界に身を委ねていけば、あなたもきっと沖縄ドリームに浸れるだろう。

ちなみに田中果実店では、新雪のようにさらさらした口どけの良い仕上がりになるように、冷凍庫から氷を出したあと、常温で2時間以上温めているそうだ。温度が0度に近くなってから鰹節のように薄く削っていることで、フワっとしていて口の中ですっと溶ける仕上がりになるのだという。




 そして、インスタ映えするカラーリングと食べきりのサイズ感で観光客に人気なのがシェイブアイス。ブルーハワイ、レモン、ストロベリーのシロップを組み合わせると、きれいなレインボーカラーのかき氷を楽しめる。たくさんのシロップから3種類組み合わせるスタイルは沖縄では珍しいので、地元の人が家族で食べにくることも少なくないそうだ。ヨーグルトやバブルガム(コーラ味)などもあり、2000通りの組み合わせを楽しめる。こちらは懐かしい味とセンセーショナルな色の世界を堪能したいという人にピッタリかもしれない。




「沖縄には県産フルーツのお店がたくさんあるじゃないですか。それなのに、『去年食べておいしかったから、今度沖縄に旅行に来るときにはまた来ようと思ってました』と言ってくださるお客さんもいるんです。他のお店じゃなく、またうちを選んでくれて嬉しいです」。目を細めてそう語るのは、Paanilaniからこの4月に異動してきたというスタッフの大城郁乃(おおしろ・あやの)さん。その彼女が自信を持ってレコメンドするのは、マンゴーの美味しさを3通りで味わえるマンゴーパフェ。自家製のマンゴーソースがかけられた生クリーム、マンゴーアイス、カットされたマンゴー。これでもか、これでもか、というマンゴーのパンチが、熱帯果実マニアにはたまらない。実際に三つの「冷やしもの」を続けざまに食べてみると、この店に行列したくなる気持ちがちょっぴりわかる。




ハワイのビーチ近くにありそうな地元の雑貨店を思わせるカジュアルな店内ではイートインすることもできる。シックなペパーミントグリーンに塗られた壁。鮫の写真や骨格標本、アンモナイトの化石、銛。大人な感じの落ち着いた店内は眩しすぎるほど日差しが強い沖縄のビーチで疲れるまで遊んだ後、ちょっとひと息着くのに最適だと思う。デザインが違うスツールが並ぶカウンター席のほか、テーブル席も用意されているのでオフシーズンの空いている時間であれば、のんびりと店内で食べてみたい。




 お店では、自家製の「田中果実店 沖縄特濃ジャム」も購入することができる。「果実より果実感」というキャッチフレーズ通り、職人が手作りしているだけあって濃縮された果実が放つ豊かな風味が印象的だ。ひと瓶に完熟マンゴーが2~3玉入っているという「完熟 王様マンゴー」は定休日に週2日かけて作っても150個ほどしか作れず、毎年購入してくださる方で売り切れてしまう人気のジャム。そのほか、追熟させてトロトロになった実を選りすぐった「情熱のパッションフルーツ」、クリーミーで酸味がアクセントの島バナナをマンゴーに組み合わせた「島バナナ&マンゴー」、ブランドパインの産地である石垣島産のピーチパインをマンゴーに合わせた「マンゴー&ピーチパイン」と、どれにしようか迷ってしまう品揃え。とはいえ、4種類なのだから、全部買って食べ比べできないこともないのだけれど…。






パニラニのマグカップやTシャツなどオリジナル商品もしっかり用意されている。メジャーすぎるお沖縄名菓や、いかにも典型的な沖縄風のグッズだとあまり喜んでくれそうにない友人や上司や家族は誰にでもいるはず。そんなこだわりのある人へのプレゼントにぴったりかもしれない。

いずれにしても、田中果実店は、恩納村で海遊びをした日にはぜひ訪ねてほしいお店です。


田中果実店
住所/沖縄県恩納村瀬良垣2503
電話/070-5279-7785
営業時間/11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日/火曜日、水曜日
Webサイト/https://www.facebook.com/田中果実店-654000631345517/
※料金は2018年7月時点です。

沖縄CLIPフォトライター 福田展也

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沖縄県恩納村瀬良垣2503