沖縄観光情報:連載/沖縄へお引っ越し③「WOODVILLEHOUSE」オーナー木村伸作さんの場合4/4

連載/沖縄へお引っ越し③ 「WOODVILLE HOUSE」 オーナー木村伸作さんの場合4/4

post : 2014.03.22 12:00

宜野湾市の58号線沿いにあるWOODVILLE HOUSE(ウッドヴィルハウス)というインテリアやDIY用品を扱うお店を経営する傍ら、内装業を営む大阪出身の木村伸作(きむらしんさく)さん。
単身20歳で沖縄に移住し、生活するために様々な仕事をこなし、希望の職種に就いて自分のお店を持つに至った沖縄移住14年になる木村さんのストーリーを、全4回の連載でお届けします。
今回は、実際に移住を考えているみなさんへのアドバイスです。 


 

木村さんが移住した頃って沖縄移住ブームのずいぶん前ですよね?
木村/そうですね。だから移住者というだけで大分珍しがられました。
こちらに来ている人も観光よりも出張かヒッピーか、みたいな感じでしたね。
その後は沖縄移住ブームで、沢山の人がこちらに移住してきたと聞きました。
14年も沖縄に住んでいたら本当に沢山の人が移住してきたり、帰って行ったりしたと思うんですが。


 

木村/そうですね…。
でも残っている人っていうのは本当に少なくてみんなほとんど帰っちゃいましたね。
やっぱり移住を成功させるのって難しいんですかね。
木村/仕事が一番問題ですよね。
みんな選んでるんですよ、仕事はいくらでもあるんです。
僕みたいにウコン売ったりビーチスタッフやったらいいんです。
僕はもう必死でしたからね。お給料は安いですけど、なんでもやろうと思えば住めますよ。
そうしているうちに生きる知恵もついてきます。


 

その中で自分のやりたいこと見つけられたらきちんと根をはれそうですね。
木村/でも最初からそれは難しいと思うんです。
徐々に自分のスタイルを作っていかないと。自分がどういう風になりたいかが見えてきて、段々そうなっていくものだと思います。
あとはあきらめないこと。もう無理って、すぐ帰ったりしない。
あともうひとつ、沖縄は商売をした方がいいですよ。
それはどうしてですか?
木村/やりやすいんです。
開店資金も都会でするより全然かからない。
それにまだまだ商売のバリエーションで開拓の余地がある。そうすれば自分の1日のリズムを自分でつくれますし。
だから沖縄に来るなら商売を始める事、自分で何かを興すことをお勧めしますよ!
そうはいっても商売を始めること自体に、金銭的にも精神的にもものすごくハードルを感じるんですけど。


 

木村/もちろん小売だったら仕入れのお金とか、それなりに資金もかかります。
でも自分でアクセサリーとか何か作れる物があるんだったらそういうのでいいと思うんです。
僕も最初は国際通りでミサンガ売ったりもしてました。
何か少しでも技術のある人は、たくさんチャンスがある土地だと思います。
写真が撮れるとか、絵が描けるとか。いきなりがムリだったら、アルバイトしながらでもそれをやる。
半分半分。他の土地で何かを始めるより、沖縄で始めるリスクのほうが全然軽いと思いますしね。


(木村さんが内装を手がけた、セレクトショップの店内の一部)


金銭的な面以外でのやりやすさもあったりしますか?
木村/沖縄って横の繋がりが強いんですよ。
友達が友達を連れて来て、クチコミであっという間に評判が広がる。そういう意味でのやりのやりやすさはあります。
あとは看護師や薬剤師、保育士などの専門職の人は強いですよね。
ただあまりまじめでガチガチした人が来たら結構きついかも。
肌に合わなくて帰って行く人も見ましたしね。会社員で南の島で緩く生活していこう、というタイプよりも
技術を活かすとかお店を出すとか…。
そういう意欲とか、冒険心のある人が向いていると思います。
理想ばかりを追い求めて移住すると、お給料が安くなかなか余裕を持てなくなったり地元との文化の違いなどにギャップを感じ失望して帰ってしまう。
そんな厳しい現実もあるのだと、木村さんは14年の経験を通してリアルに語ってくれました。
そんな時に簡単に投げ出さない強い意志がやがて自分の道を作り、地域に根ざしていく土壌になるのかもしれません。

1999年/出張の為、初めての来沖。3ヶ月仕事しながらマリンスポーツを楽しむ。
2000年/移住を決意。国際どおりで道売り、ウコンの販売、ビーチスタッフなどの仕事をする
2001年/南城市の施工会社に就職
2003年/木村内装として独立。
2007年/Woodville Houseをオープン。軍の払い下げ家具を販売
2009年/アメリカにインテリアの買い付けにいく
2013年/Woodville Houseを改装し、リニューアルオープン


沖縄CLIPフォトライター Sandy

 

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