沖縄観光情報:やちむん通りに出現した手仕事ショップ「yacchi&moon」はまるでおとぎの国のミニハウス

やちむん通りに出現した手仕事ショップ「yacchi&moon」はまるでおとぎの国のミニハウス

post : 2014.06.02 12:00

沖縄やちむん(焼物)好きの方なら、誰しも一度は訪れたことがあるであろう

那覇市壺屋の「やちむん通り」に、ポップテイスト全開のかわいいお店

「craft・gift  yacchi&moon(クラフト・ギフト ヤッチとムーン)」が、2014年4月にオープンしました。

主に沖縄で活動する作家による手仕事アイテムを多数取り揃えています。

 

 

一方通行のやちむん通りを200m程進むと右手に姿を現す、モダンに白塗りされた赤瓦風古民家。

わくわくの気持ちで入り口をくぐると、そこはやちむんたちがひしめく小宇宙。

綺麗にリフォームされたログハウス風、約43㎡の店内は、コの字型のメインスペースと、

テーマ性のある2つの小部屋で構成。窮屈さを感じさせないよう天井を高く設計している他、

柔らかい白熱電球を使用するなど居心地の良さも特筆です。

やちむんを中心に、木工、ガラス、アクセサリーなど、

色とりどり・大小様々なアイテムに満ち満ちた空間は、さながらおとぎの国のミニハウスです。


 

 

ちょっと素敵な“表情”で存在感を醸す商品たちをいくつかご紹介しましょう。

まずは、やちむんから。

 

押しも押されぬ看板商品「つぼっくま(特大)」(左/35,000円)は、

ヤッチとムーン企画デザインのオリジナル。大小様々なつぼっくまがあり、

特大は現在予約待ちというほどの人気です。また、「大きめマグ」(右/3,650円)は、

伊佐陶芸教室講師で、那覇市栄町を中心に活動する

ブルースバンド「マルチーズロック」のサックス奏者でもある女性陶芸家・糸満あかね氏の作品です。

 

 

アトリエ・クッチャネの「まめまめ皿」(各680円)は、

豆皿にまめの絵付けをしたシンプルな豆皿にダジャレをオン。

様々な豆の柄があります(時々豆以外も発見できます)。

 

 

青陶舎の「やちむんスプーン」(小860円・大980円)。灰釉の素材感がかわいい陶器製スプーン。

グレーのものはサトウキビの灰で製作されている辺り、興味深いです。


 

20代の若手女性作家・比嘉さやか氏の「ふじさんカップ」(2,380円)。

常に逆さにしておきたくなります。

 

 

小部屋の窓際にディスプレイされた「ミルクピッチャー&ソーサー」(値段問い合わせ)は、

夫婦で工房を切り盛りしている工房o-gusuyaの作品です。

 

 

沖縄を代表するシーサー作家の一人、天才光男(てんさいみつお)氏の

工房商品「ねこシーサー」(各980円)。

こうした高さ20~40mm程度のミクロなアイテムも豊富に取り揃えており、

見ているだけでも飽きません。

 

 

木工商品にも目をみはるものがあります。やちむんとのコンビネーションは、

実際の食卓シーンをふんわりとイメージさせてくれます。

 

「木のお盆」(8,000円)は、オーナー婦人の実父であり、

ヤッチとムーンの店舗什器も手がけている木工、

あさと工房(石垣島)安里隆(あさとたかし)氏作。他にも柄は数種類あり。

(陶器は、手前の箸置きから時計回りで)アトリエ・クッチャネの人気小物

「ゴーヤー箸置き」(500円)と、「しましマカイ」(1,800円)。

 

まかい(お茶碗)は、社会福祉法人輝翔福祉会の「セルフサポートセンターぴゅあ」に

素地成形を委託、共同開発されたソーシャルな背景が胸を打ちます。

「花挿し」(1,280円〜)は、名護の古我知(こがち)で栄え

19世紀前半に途絶えた古我知焼きを復興させた

名工・仲宗根隆明(なかそねたかあき)氏の工房による古我知焼窯です。

壺屋から読谷までの系列とはまた異なる、沖縄の“もう一つのやちむん”に興味津津です。

 

新進女性作家のこむ工房作の「小皿」(980円)。

県内最大の13連袋(部屋)の登り窯・北窯4工房の一つ、松田共司(まつだきょうし)工房による

「飛びカンナ6寸皿」(値段問い合わせ)。

 

いずれの作品も素朴な風合いながらも、きめ細かい模様や丁寧な色付けが

長く使いたくなるような愛着を育んでくれます。

 

 

石垣島の貴重な木材「ヤラブ」を用いた工房あさとの「アクセサリースタンド」(8,400円)と、

吊り下げた陶器の「花挿し」(1,280円)は、やちむん市で仕入れたという花器。

こうして、ちょっとした場所にひっかけて使うと楽しいです。

 

 

工房あさとの「カットボード」(3,500円)。

ディスプレイ用品「木の包丁」は残念ながら非売品。

陶器の「れんこん」(500円)は工房ミオ作。

上記、松田共司工房と同じ北窯四工房の一つ、宮城正享(みやぎまさたか)工房の

「三寸皿(登り窯)」(780円)。

ストーリーを感じさせるコーディネートが好奇心をくすぐります。

 

 

そして、小部屋から顔を覗かせている看板キャラクターの「ヤッチ」くん(左/値段応相談)。

石垣島のむら工芸の作家がチェーンソーで削りだした体調約460mmの木彫クマです。

ピンクの「見上げる子豚」と、黒い「眺めるブタ」(各980円)は、

いずれもやちむん市でまとめて仕入れてきた陶器の置物です。

 

 

ちなみに、店舗入口には、ヤッチくんの相棒「ムーン」くんも遊んでいるなど、

ディテールやストーリー性におもしろおかしくこだわった店作りに、

思わず時間を忘れてしまうほど、うきうきすること請け合いです。

 

やちむん通りに登場した、ファンタジー溢れる現代風手仕事ショップ。

もちろん、お土産購入にもぴったり。立ち寄らない手はありませんぞ。

 

 

 

 

craft・gift  yacchi&moon(クラフト・ギフト ヤッチとムーン)

住所/沖縄県那覇市壺屋1-21-9

電話/098-988-9639

営業/10:00〜19:00    

休/年中無休

 

沖縄CLIPフォトライター 小川 研(Qey Word)

 

沖縄CLIPでは、みなさんがおすすめする沖縄観光情報をお待ちしております。ご投稿はこちらから。

Information

那覇市壺屋1-21-9