個性がきらりと光る。沖縄で人気のクラフトが目白押し!
個性がきらりと光る。沖縄で人気のクラフトが目白押し!
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初回投稿日:2021.08.31
最終更新日:2024.05.27
最終更新日:2024.05.27
本島南部に位置する与那原町(よなばるちょう)。
車で数分も走ればすぐそこは海という場所に、県内の人気作家が手がけた陶芸や織物、金細工などが並ぶセレクトショップがあります。
店の名は「Yuna(ゆな)」。
与那原の方言読み「ユナバル」の最初の2文字からつけられたもので、沖縄のものづくりを伝える店です。
入口に近づくと、なんとドアの取っ手がYunaのY!
遊び心あふれる形に、楽しげな空気を感じつつとっておきに巡りあえそうな予感。
えいっと扉を開けると……
店内にはクラフトがぎっしり!
あれこれ目移りするなかでのレアものは、アートユニット、カニメガさんの「あいうえおはんこ」。
Yunaでしか販売されていないもので、よくよく見ると、沖縄に由来している絵柄があちこちに。
「し」はシーサー、「ら」は島らっきょう、
「み」は宮里藍ちゃん、「よ」は具志堅用高さん!
どれも1個から購入できます。
※現在、作家のカニメガさんは、活動休止のため、商品のお取扱いはいたしておりません
こちらもカニメガさん作でやっぱり絵柄が沖縄がらみの「琉球花札」。
例えば、本来ツルだった絵柄はヤンバルクイナに変わっていて、いのししはアグー豚、鹿はヤギ、ぼたんはハイビスカスに!
他にもいろいろ、何がどう変わっているかは見てのお楽しみ。
こちらは絵描きから染色まで自分たちの手で行っているdoucatty(ドゥカティ)さんのポップなTシャツと手ぬぐい。
沖縄そばのモチーフが目を引きます。
玩具ロードワークスさんの琉球張子やゆるいイラストが描かれたカルタは、くすっと笑みがもれる人気商品。
手染め、手織りの布作りをする機織工房しよんさんのマース袋は鮮やかな色合い。
マースは沖縄の方言で塩のこと。
古来から厄除けとして使われてきた「塩」入り袋はお守りとして親しまれていたものです。
器なら、吹きガラス工房 彩砂(るり)さんの涼しげなぐい飲みはいかが?
平皿やピッチャーもありますよ。
petit papillon(プチ パピヨン)さんのキュートな器は、電子レンジにも入れられる扱いやすさ。
目がきょろりとしたくまのブローチとコースターやモビールになるアイテムも見逃せません。
こちらは愛嬌のあるモチーフが人気の工房香月舎(こうぼうかつきや)さん作。
龍と蛙に変身した忍者の化け合戦の置物はかなりのインパクト!
木工房 福木さんのバターナイフや木べらは使いやすいと評判です。
天然素材の革をベースにした@RH LEATHER BASE(レザー ベース)さんのアイテムは、
財布からバックまで豊富。
ほかにもci.cafu(チ カフー)さんのアクセサリーや、MIREI(ミレイ)さん、ナカハジメさんのノートなど気になるアイテムがいっぱい!
大きな窓から光が差し込む店内の約8割が県内で活躍する作家さんのもの。
眺めていると、お店の方がそれぞれのクラフトの説明をしてくれます。
実はこちらの店、おせっかいで、いつも忙しくしている沖縄のおばぁのような存在でありたいそう。
作家さんがクラフトにこめた想いやアイデアを、たくさんの人に届けたい。
ていねいに作られたものを、ていねいに伝えたい。
だからちょっとおせっかいなほど詳しくそれぞれのクラフトについて教えてくれます。
同時に、使い捨てのものがあふれるなかで、いいものを長く使う大切さも伝えたいのだそう。
そのためには、そばに置いて楽しくなるものを。
手に取って、目にしてうきうきするもの。
時を経ても味わいが増すものを。
それがYunaに並ぶクラフトたち。
店の人と会話を弾ませながらのおみやげ選びはいちだんと旅を盛り上げる楽しい時間。
Yunaで、沖縄のとっておきを見つけて下さいね。
Yuna(ゆな)
- 住所 /
- 沖縄県与那原町字与那原548
- TEL /
- 098-988-8792
- 営業時間 /
- 11時00分~18時30分
- 定休日 /
- 火曜・水曜日
- Webサイト /
- http://www.yuna-kuru.com/index.php
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