ハワイのローカルフード、ポキ丼を沖縄で♪「Fish Shop純」(北中城)
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post : 2023.03.11 20:00
最近私が夢中になっているもの…。それはハワイのソウルフード「ポキ丼(ポケ丼)」。
ハワイのローカルフード「ポキ丼」とは?
「ポキ(poke)」はハワイ語で「小さく切る」「切り身」という意味で、マグロやサーモン、タコなどの切り身を調味料で和えてごはんの上にのせた“ハワイの海鮮丼”です。
沖縄には至るところに沖縄そば屋さんがあるように、ハワイにはポキ専門店があちこちにあり、スーパーマーケットのデリコーナーでも販売しているそうです。
沖縄県産マグロを使用!漁師の作るポキ丼
そんなポキ丼の専門店「Fish Shop純(フィッシュショップ ツナ)」が2021年1月、北中城村(きたなかぐすくそん)に誕生しました。オーナーは漁師の田仲 康純(たなか やすつな)さん。Fish Shop純では、ご自身が釣ったマグロを使ったポケ丼を提供しています。
以前は病院やデイサービスで理学療法士として勤務されていた田仲さん。「父が漁師で、子どもの頃から漁の手伝いに駆り出されていました。その頃は漁師になるつもりはなかったのですが、理学療法士国家試験の翌日には船舶免許を取りにいったんです(笑)。5年ほど働きながら週末には釣りに出かけるという日々を送っていましたが、その後退職して漁師として独立しました」
沖縄の海は海水温が高いため、年間を通してマグロが水揚げされます。ポキ丼には脂肪分の少ない赤身が合うのだそうで、純では、あっさりとした味わいが特徴のメバチマグロとキハダマグロをメインに使用しています。
本場の味を沖縄で
味のバリエーションは「醤油」「甘醤油」「スパイシー」「ハワイアンソルト」「コールドジンジャー」「スパイシーサーモン」「ハワイアンソルト島ダコ」の7種類。
昔から親しまれているローカルフードでありながら進化を続けているポキ。田仲さんは毎年研修のためにハワイを訪れ、昔から変わらず人気のポキから最新のトレンドまで学び、沖縄に戻ってブラッシュアップします。
現地で根強い人気の「スパイシー」はマヨネーズベースのピリ辛味。まろやかさがありながらも時間差でじわじわと辛さが口の中に広がり「もう一口!」と後引くおいしさです。
刻んだ生姜と青ねぎをベースにした「コールドジンジャー」も田仲さんのイチオシ。生姜と青ねぎがガツン!と香るコールドジンジャーはオアフ島にある人気店「オフ・ザ・フック」の看板メニューで、去年新しく純のメニューに加わりました。
ポキ丼はレギュラーとラージの2サイズ。アボカドやきゅうり、枝豆、カニカマ、海ぶどう、とびこ、ハラペーニョ、フライドオニオンなどのトッピング(有料)で、自分好みにカスタマイズすることができます。
何度もハワイを訪れた田仲さんが作る本場さながらの本格ポキ丼を、あなたも味わってみませんか?
Fish Shop純(フィッシュショップ ツナ)
住所/沖縄県北中城村喜舎場236-1
営業時間/11:00〜15:30(L.O.15:00)
定休日/火曜日
HP/https://www.instagram.com/fish.shop_tsuna/
沖縄CLIPフォトライター 舘 幸子
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