古き良きアメリカにタイムスリップしたような炭焼きパテのハンバーガー屋さんGordie's(ゴーディーズ)
古き良きアメリカにタイムスリップしたような炭焼きパテのハンバーガー屋さんGordie's(ゴーディーズ)
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食べる
初回投稿日:2014.09.24
最終更新日:2024.07.29
最終更新日:2024.07.29
土地柄、外国人の多い北谷町砂辺(ちゃたんちょうすなべ)エリアの一角にある外人住宅の赤いドアを開けると、まるで50’sのアメリカに本当に迷い込んでしまったかのような気持ちにさせてくれるハンバーガー屋がある。
「Gordie’s」。
店名はオーナーの小林さんが小さい頃から大好きだった映画「スタンド・バイ・ミー」の登場人物、ゴーディーから名づけられた。
ハンバーガーに慣れ親しんだアメリカ人もとりこになるGordie'sのハンバーガーづくりは、このお店のユニークなこだわりを感じさせる。
食べ応えのある粗引きのお肉を一枚一枚炭火で焼くGordie'sのパテは、頬張るとじっくり煮込んだオリジナルソースと絡み口いっぱいに肉の旨味が広がる。
卵やパン粉などつなぎは一切使用していないのでとても肉々しい。
バンズも元々は業者に頼むつもりが試験的に自家製で作ってみたら思いのほか美味しくでき、今では大きな焼き釜も購入し試行錯誤しながらパテにあうように改良し続けている。
メニューも豊富で、ビーフ以外にもチキンやロースカツをつかったものも。トッピングのパイナップルやグリルドオニオンなどで自分好みにカスタマイズすることもできる。
「実はもともとそんなにハンバーガーにこだわっていたわけじゃないんですよ。最初は古き良き時代のアメリカの世界観が好きで、たまたま自分が沖縄に来た当時に働いていたハンバーガー屋とその世界観が繋がって。それでそういう雰囲気のお店を持ちたいなって思うようになったんです」
50’sのアンティークのアメリカン家具を中心に店内には小林さんが小さい頃から少しずつ集めてきたアメリカングッズやDIYされたものがディスプレイされている。
中には素敵なエピソードが隠れているものも。
「このランプに使われている瓶は、いつもこの席に座る老夫婦がくれたものなんです。またこの席に座ってくれたときに喜んでくれるかなって」
スタンド・バイ・ミー好きが高じて舞台になったアメリカの田舎町に独りで訪ねていったり小林さんの「古き良きアメリカ」の世界観に対するこだわりは相当なもの。
炭の香りがするハンバーガーを頬張り近くの席で聞こえてくる英語の会話に耳を傾けて、沖縄で50’sのアメリカにタイムスリップしてみよう。
Gordie's
- 住所 /
- 沖縄県北谷町字砂辺100
- 電話 /
- 098-926-0234
- 営業時間 /
- 午前11:00〜午後8:00
- 定休日 /
- 不定休
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