スパークリングワインが進む島豆腐レシピ「島豆腐とスーチカーのトマトソース煮込み」

スパークリングワインが進む島豆腐レシピ「島豆腐とスーチカーのトマトソース煮込み」

Reading Material

食べる

初回投稿日:2016.05.14
 最終更新日:2024.03.27

最終更新日:2024.03.27

スパークリングワインが進む島豆腐レシピ「島豆腐とスーチカーのトマトソース煮込み」 クリップする

琉球歴文化体験モニタープログラム

2015年の10月にフォトライターデビューをした私。半年間頑張った自分へのご褒美として、先日1週間オーストラリア(メルボルンとフィリップアイランド)へ行ってきました。今回は香港経由で、行きも帰りもキャセイパシフィック航空を利用しました。香港からメルボルンまでの飛行時間は9時間20分。その間に機内食が2回提供されるのですが、私は“ベジタリアンミール”を選んでみました(キャセイパシフィックではフライトの出発時刻の24時間前までに連絡をすれば、ユダヤ教徒食やヒンズー式菜食、グルテンフリーの食事、フルーツプレート、低ラクトースの食事など20種類のスペシャルミールの中から選ぶことが出来るのです)。
 
メルボルンの本屋さんで購入したレシピ本
写真はメルボルンの本屋さんで購入したレシピ本。本文とは関係ありません
 
“なぜベジタリアンミールを選んだのか”は説明すると長くなってしまうので省略しますが、そんなわけで私は動物食品を一切使用しないスペシャルミールを楽しんだわけです。そのなかの“豆腐のトマトソース煮込み”が美味しくて(機内食で感動したのは、この時が初めて!)帰国後に家でも再現してみようと思いました。その時の様子はブログにも書いたので興味がある方はぜひご覧ください。
 
前置きが長くなりましたが、今回の『Sachikoの酒の肴 沖縄レシピ』は、美味しかった機内食を参考にして一品作ってみました。私はベジタリアンではないので、お肉も使いました。
 
島豆腐とスーチカーのトマトソース煮込みの材料
 
『島豆腐とスーチカーのトマトソース煮込み』
 
【 材 料 】4~5人分
島豆腐 250g
スーチカー(塩漬け) 150g
ひき肉 90g
ミックスビーンズ 60g
トマト缶 250g(一缶)
パプリカ 1/2 個
玉ねぎ 小1個
チキンブイヨン 1個
ブラックオリーブ20g
 
【 作り方 】
1. みじん切りにした玉ねぎとひき肉を鍋に入れ、オリーブオイル大さじ1と塩胡椒(ひとつまみ)を加えて玉ねぎがしんなりとするまで炒めます。
 
2. 1の鍋に細かくカットしたパプリカとミックスビーンズ、短冊切りにしたスーチカーとトマト缶を加え、軽く混ぜたら一口サイズにカットした島豆腐を入れます。
 
 弱火でコトコト20分程煮込みます
 
3. 鍋の蓋をして弱火でコトコト20分程煮込みます。途中で2~3度蓋をあけ、ざっくり混ぜてください(この時点で味見をして塩気が足りないと感じた場合は、塩で調節して下さい)。
 
4. 器に盛って、ブラックオリーブをトッピングしたら完成です!
 
器に盛って、ブラックオリーブをトッピングしたら完成
 
そうそう。スーチカーとは、豚の塩漬けのこと。
 
スーチカー
 
豚の三枚肉をたっぷりの塩で漬けて作る沖縄の伝統料理です。三枚肉に塩をもみ込んでから1週間程冷蔵庫で保存し、その後茹でるだけのシンプル料理ですが、待つのが面倒な私は大体いつも市販品を買ってきてしまいます。島豆腐については、ぜひこちらを参考にしてください。木綿豆腐よりも水分が少なく、密度が濃い島豆腐は煮崩れしにくいので、煮物や炒め物にも大活躍する食材です。
 
島豆腐とスーチカーのトマトソース煮込みは、スパークリングワインと
 
島豆腐とスーチカーのトマトソース煮込みは、スパークリングワインと一緒にいただきました。トマトの酸味とスーチカー&ひき肉のまろやかさはキュッと辛口のシュワシュワ系によく合うのです。ショートパスタやクスクスを添えても美味しそうですね。
 
沖縄料理の定番食材=島豆腐は泡盛や日本酒のおつまみとしてだけではなく、洋風にアレンジをして、ぜひワインにも合わせてみてください。
島豆腐を使ったレシピは今後も考えていきたいと思っています♪
 

舘 幸子(たち さちこ)

同じカテゴリーの記事

琉球歴文化体験モニタープログラム