ふっくらホロッ♪恩納村「おむすび茶屋BURUNO」のパワーみなぎるおむすび

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初回投稿日:2024.06.26
 最終更新日:2024.06.26

ふっくらホロッ♪恩納村「おむすび茶屋BURUNO」のパワーみなぎるおむすび クリップする
ここ数年の間に全国でじわじわと増加している“おむすび(おにぎり)専門店”。

手作りおむすび

ブームの背景は定かではありませんが、コロナ禍の影響でテイクアウトの需要が伸びたことや、健康志向の高まりによってお米の価値が見直されたことがきっかけではないか、と言われています。

定番からアイデアおむすびまで17種類!

日本人ならおそらく「食べたことがない」人はいないであろう、おむすび。地域や家庭によって形も塩加減も、中の具材も異なりますが、最近は自由度が増し「えっ、こんな具材が!?」と思わず二度見をしてしまうものも見かけるようになりました。

外観

今回私がお邪魔させていただいたのは、沖縄本島北部 恩納村(おんななそん)の国道58号線沿いにある「おむすび茶屋BURUNO」。
共同経営をする小林匡(こばやしただし)さんと山本啓二(やまもとけいじ)さんは、子どもから高齢者まで幅広い世代に好まれ、テイクアウトして車の中でも気軽に食べられるおむすびの専門店を2024年3月にオープンさせました。

店内

和と洋をミックスさせたスタイリッシュな空間は、大正ロマンを感じる照明がしっくりと馴染み、不思議と心が落ち着きます。

17種類

おむすびは、明太子やツナマヨ、高菜などの定番から、ごはんを豚バラ肉で包んだ「肉巻き」や沖縄県産のマグロをたっぷりとトッピングした「こぼれ漬けマグロ」などの変わり種も。17種類がスタンバイしています。

沖縄で味わいたいおむすび

ぽーくたまご

観光客に人気の「ポークたまご」は、マヨネーズをプラスすることで、まろやかな仕上がりに。

じゅーしー

沖縄の炊き込みごはん「じゅーしー」のおむすびもオススメです。こちらは、北海道の昆布と鹿児島の鰹で取った一番だしを使い、にんじん、しいたけ、ネギ、三枚肉を混ぜ込んで炊き上げたお店自慢の逸品なのです。

調理中

手作り

おむすびは口に運ぶとホロッ。空気を含ませながら握ることで、粒が立ち、ふっくらとした仕上がりになるのだそうです。
 
使用するのは「コシヒカリ」と「粟国(あぐに)の塩」。さまざまなお米と塩を使って試作をした中で、この組み合わせが「理想に近かった」といいます。

「鶏そぼろ卵黄」

「肉巻き」と「こぼれ漬けマグロ」県産の卵と鶏肉を使った「鶏そぼろ卵黄」は店内限定メニュー。

とろ〜り濃厚

醤油漬けにした卵黄はとろ〜り濃厚で、おむすびの中心には甘辛く味付けをした鶏そぼろがたっぷりと入っています。

具材に出汁が染み込んだ豚汁

豚汁

店内でランチをする場合は、豚汁とのセットがおすすめ。昆布と鰹節から丁寧に取った一番だしに、大きめにカットした大根とにんじん、ごぼうと豚肉、久米島の赤味噌と白味噌を加えた豚汁は食べ応えがあり、身体に沁み渡ります。

日本人のソウルフード

日本人のソウルフードでもあるおむすび。
 
噛み締めるたびにパワーがみなぎるおむすびを、あなたも沖縄旅行中に味わってみませんか?

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おむすび茶屋BURUNO

住所 /
沖縄県国頭郡恩納村谷茶123
TEL /
098-966-1173
営業時間 /
8:00〜16:00
定休日 /
火曜日
Webサイト /
https://buruno.okinawa
Instagram /
https://www.instagram.com/omusubiburuno/

舘 幸子(たち さちこ)

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