冬こそ食べたくなる、おいしい沖縄グルメ
冬こそ食べたくなる、おいしい沖縄グルメ
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初回投稿日:2015.10.30
最終更新日:2024.02.28
最終更新日:2024.02.28
夏が長いと言われている沖縄。昼間はまだまだ暑いけれど、朝晩は長袖を着て丁度良い気温になってきました。涼しくなってくると、体が温まるお料理が一層美味しく感じます。そこで今回ご紹介するのは、これからの時期にぴったりの沖縄グルメ。食べて身も心もポカポカ温めてください。
①沖縄の行事に欠かせない中味汁
最初にご紹介するのは、沖縄のお祝いごとや法事料理には欠かせない「中味汁・中身汁 (なかみじる)」。中味というのは豚のモツ(小腸、大腸、胃など)のことで、琉球王朝時代から作られている伝統的な沖縄料理です。
下処理の仕方で味が決まってしまうので、下処理はしっかりを行うことが大切。湯がいた中味に小麦粉をまぶし、よく揉んで水洗いをし、鍋で1~2時間ほど下茹ですることでモツ独特の臭みが抑えられます。
中味汁の出汁は、鰹だしと干し椎茸の戻し汁を使うのが一般的。素材の旨味を味わうため、味付けは醤油と塩のみです。
沖縄の家庭料理でもある中味汁は、定食屋さんでいただくことが出来ます。また、沖縄そば屋さんでは「中味そば」があるところもあるので、見つけたらぜひトライしてみて下さい。
②沖縄の「おふくろの味」でほっこり
沖縄の味噌汁は「おかず」として食べられているほど具沢山。味噌汁とご飯があれば、栄養バランスのとれた立派な食事になってしまいます。
味噌汁専門店の「みそ汁亭 秀」 。メニューは白みそを使った味噌汁と沖縄そばのみです。中に入っている具は、ポーク、三枚肉、島豆腐、なっぱ、かまぼこ、そして半熟卵。
途中で自家製の練り唐辛子を加えると、味に変化が出るのでぜひお試しください。沖縄の「おふくろの味」はここでしか味わえません。
みそ汁亭 秀
- 住所 /
- 〒901-2131 沖縄県浦添市牧港1丁目62−19
- 電話 /
- 098ー870ー4266
③沖縄のおでんはちょっと違います
涼しくなってくると食べたくなるものと言えば「おでん」ではないでしょうか?沖縄のおでんはちょっと違います。大根、こんにゃく、ゆで卵、昆布、厚揚げ、ちくわ、ソーセージなど。はんぺんやつみれは入っていません。
代わりに入っているのは…豚足! 肩から足先までの「テビチ」や、足先の部分「チマグー」が入るのです。熱湯でよく洗い、鍋で2時間ほどかけて煮込んでいきます。たっぷりの鰹節で出汁をとっただし汁に具材を入れ、醤油とみりん、塩を加えて約3時間煮込みます。
沖縄のおでんの特徴の1つは、盛りつける際に青菜を添えること。エンサイ(空芯菜)やチンゲンサイ、レタスなど、季節に合った青菜を使います。からしではなくマスタードを添えたら完成です!
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