沖縄旅行のお土産に。沖縄の焼きもの"やちむん"の工房・窯元8選
沖縄旅行のお土産に。沖縄の焼きもの"やちむん"の工房・窯元8選
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初回投稿日:2022.12.20
最終更新日:2024.08.22
最終更新日:2024.08.22
目次
沖縄の伝統的な焼きもの「やちむん」。個性的な作家さんが沖縄県内各地で作陶しています。
今回は、県内でも個性がキラリと光る作家さんの工房や窯元をご紹介します。お皿やカップは毎日の生活を彩ってくれる大切なアイテム。
沖縄旅行のお土産としてもやちむんはおすすめ! 伝統的なものから現代風のデザインまで、様々なやちむんがあります。
お気に入りの作品をぜひ見つけてみてくださいね。
1.手びねりシーサーを作ろう「窯元 育陶園」(那覇市)
沖縄の焼きもの店がひしめく人気スポット、那覇市の「壺屋やちむん通り」でシーサーを作ることができるのが300年の歴史をもつ窯元「窯元 育陶園」。粘土遊びのように簡単にできる手びねりで形を作っていきますが、初めてでもスタッフがついてばっちり教えてくれます。素焼きした皿に好きな模様で絵付けできる体験もありますよ。
ちぎって、丸めて、手のひらでころがして形を作ります。まゆ毛、耳、ひげもつけて竹串で模様を描き、最後に目を入れたら完成! 子どもは嬉々とし、大人は童心にかえったように夢中になるのがまた楽しい。世界でただ一つの作品を、沖縄旅行の思い出に。焼きあがりまでに約1ヶ月かかり、できあがったら発送か来店での受け渡しを選べます。
育陶園 壺屋焼 やちむん道場
- 住所 /
- 沖縄県那覇市壺屋1丁目60−2
- TEL /
- 098-866-8611(要予約)
- Webサイト /
- https://www.ikutouen.com/yachimun-dojo/
2.カルストを間近に望む山あいに佇む「もとぶ南蛮窯・カフェ阿吽」(本部町)
国内で唯一、円錐カルスト地形を見ることができる本島北部、本部(もとぶ)町の山里(やまざと)地域にある「もとぶ南蛮窯・カフェ阿吽(あうん)」。陶芸家の與那覇朝一(よなは・ちょういち)さんとお嬢さんでパティシエの尚子(なおこ)さん、そして奥様を中心にファミリーでカフェとギャラリーを切り盛りしています。
カフェのお隣に併設されたギャラリーでは、朝一さんのやちむんと大智さんの絵をたっぷり観賞できます。伝統的なシーサーや壷、花器、食器など、朝一さんの作品は、力強い中にも、どれもやさしさを帯びた独特のフォルムが印象的。やんばるのカルストに抱かれながら、土の温もりや、絵が放つ色彩の世界にゆったりのんびり遊んでみませんか?
カフェ阿吽
- 住所 /
- 沖縄県本部町字山里433
- TEL /
- 0980-47-5380
- Webサイト /
- https://www.instagram.com/motobunabangamaandaun
3.オリジナルスタイルの新しい沖縄の器をお土産に「一翠窯」(読谷村)
南国的な鮮やかな色使いの器たち。読谷村や那覇市の壺屋で見かける沖縄の伝統的な陶器やちむんとは世界観がどうみても違う。和にも洋にも、そしてアジアにも、琉球にも、いろんなスタイルに合いそうな器を作っているのが読谷村にある「一翠窯(いっすいがま)」の高畑伸也(たかはた・しんや)さん。
こちらは昭和レトロなポピーが配置されたキッチュな平皿。沖縄市のコザ一番街という昭和チックな商店街に工房を構えていた頃、そこで感じた空気感がこの作風につながっているそう。他にも東南アジアで手に入れた昆虫標本を図案にした作品やタイの焼き物など、高畑さんが作る器はユニークなものばかり。オリジナルスタイルの新しい沖縄の器をお土産にするなら「一翠窯」を訪ねてみてはいかがでしょう。
◎一翠窯の器は
琉球民芸センター(那覇市)https://www.rm-c.co.jp、
CALiN(カラン)カフェ+ザッカ(名護市)https://www.facebook.com/pg/calinamie/、
琉球ザッカ青空(宮古島市)http://aosoragr.com、
Kayak八重山工房(石垣市)Kayak8 – Kayak八重山工房、
などでも購入できます。
詳しくはホームページをご覧ください。
一翠窯
- 住所 /
- 沖縄県中頭郡読谷村 字長浜18
- TEL /
- 098-958-0739
- 営業時間 /
- 9時00分~17時00分
- Webサイト /
- https://touki.biz/
4.やちむんの新しい“琉球スタンダード”「陶房 眞喜屋」(南城市)
田園風景がひろがる南城(なんじょう)市の佐敷(さしき)にある「陶房眞喜屋」のやちむんは、おおらかでありながら、ディテールまで端整に仕上げられた秀逸さが際立つ作品が特徴。和にも洋にも馴染む、洗練された質感は、王朝時代の“薫陶”を受けながら、現代にふさわしいやちむんの“新しい琉球スタンダード”と言えます。
お土産におすすめなのが、多目的カップとしても人気の蕎麦猪口に、方言でマカイとよばれる碗シリーズ。いきいきとした唐草紋様やリズミカルな筆さばきの絵付けに、重ねられた器たちを真上から眺めているだけでも、心が躍ります。
陶房 眞喜屋
- 住所 /
- 南城市佐敷字屋比久447
- TEL /
- 098-947-1320
5.かわいい動物たちがモチーフ「工房香月舎」(那覇市)
工房香月舎(かつきや)の作品は、かわいい動物たちがモチーフになっていて、とてもかわいいデザイン。カップの表面にクマが描かれていたり、持ち手が動物のカタチをしていたりと遊びごころがあります。お子さんへのプレゼントとしてもおすすめです。
陶芸家 香月(かつき)さんがつくる器は、どれもユニークで華やか。1度見かけたら目が離せなくなってしまうようなものばかり。色合いも柔らかくかわいいやちむんたち。あなたの好きな動物を見つけて、沖縄旅行の思い出と一緒にお土産に持ち帰りましょう。
工房 香月舎
- Webサイト /
- https://www.facebook.com/pages/%E5%B7%A5%E6%88%BF%E9%A6%99%E6%9C%88%E8%88%8E/250845114957681
※香月さんの作品は県内の雑貨店や、イベントの際に販売しています。
6.カラフルでかわいいやちむんたち「工房双子堂」(読谷村)
ピンクやブルーのカラフルな色合いが特徴の工房双子堂のやちむんたち。その名の通り、双子の陶芸ユニット「双子堂」が丁寧に作っている作品です。テーブルに並べば一気に食卓が色鮮やかになりハッピーな気分になること間違いなし。
この陶器を制作しているのは大阪出身の陶芸ユニット「双子堂」の姉妹。コーヒーカップ以外にもボタンや花器、ミルクピッチャー、お茶碗など様々な種類の陶器を制作。北欧を感じさせるデザインは女性にも人気です。
工房双子堂 ※2014年8月より読谷村に移転しています。
- 住所 /
- 〒904-0313 沖縄県中頭郡読谷村大湾662 D-202
- TEL /
- 090-5976-6557
- Webサイト /
- https://www.facebook.com/futagodou/
7.青の鮮やかさが印象的な夏至南風が人気「志陶房」(読谷村)
青の鮮やかさが印象的なこのやちむんは、読谷村の工房「志陶房(こころざしとうぼう)」の夏至南風(カーチベー)シリーズの器です。夏至南風(カーチベー)は、初夏ごろに吹く季節風で夏の訪れを告げる風。沖縄の海や空も連想させるような鮮やかな青の器は、食卓に彩りを加えます。
夏至南風(カーチベー)シリーズの他にも、シンプルなデザインが特徴のヴィンテージシリーズもあります。シンプルだからこそ料理そのものの良さを引き出し、そして盛りつけを楽しめるのが魅力。食卓が一気におしゃれになりますよ♪
志陶房(こころざしとうぼう)
- Webサイト /
- オンラインショップ /https://cocorozashi.theshop.jp/
Facebook /https://www.facebook.com/profile.php?id=100077978237889
Instagram /https://www.instagram.com/cocorozashi.toubou
8.老舗窯元から生まれたブランド「guma guwa(グマーグワァー)」(那覇市)
思わず「これやちむんなんですか?」と聞いてしまうようなおしゃれなデザイン。ここ「guma guwa(グマーグワァー)」は、330年前から続く老舗窯元「育陶園」から生まれたブランドのお店。かわいいお花の模様も、沖縄で伝統的に使われてきた絵柄なのだそうです。
guma guwaの器は、小さなテーブルでも使えるようにと、少しこぶりに作られていて新婚さんやカップルにおすすめです。guma guwaにあるものは、どれもこれも思わず、揃えたくなる可愛さ。guma guwa(グマーグワァー)。とは、沖縄の言葉で“小さく かわいい”という意味。その名前にぴったりな、こぶりで可愛らしい食器たちは、お土産にも、自分へのご褒美にもおすすめです。
guma guwa
- 住所 /
- 沖縄県那覇市壺屋1-16-21
- TEL /
- 098-911-5361
- Webサイト /
- http://www.ikutouen.com/gumaguwa/
※それぞれのスポットの情報は取材当時のものです。
最新の情報につきましては、公式サイト等でご確認ください。
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