沖縄観光情報:tituti(ティトゥティ)。ポップな色合いに心ときめく沖縄の工芸品

tituti(ティトゥティ)。ポップな色合いに心ときめく沖縄の工芸品

post : 2014.05.30 12:00

 

築50年以上の古民家を改装した

「tituti(ティトゥティ)」は、

陶芸・紅型・織物・木工の4人の作家と

コーディネーターで運営する

沖縄の工芸品のお店です。


 

工芸品といっても、ここに並ぶものは、

伝統の香りを残しつつ、

乙女心がきゅんとするものばかり。

 

沖縄の工芸をもっと身近に感じてもらえるように。

暮らしになじみ、使いながら日々が楽しくなるように。

 

作家さんたちはそんな想いを込めて、

普段使いできるものづくりを心がけています。


 

「tituti」とは、沖縄の言葉で「手と手」を表します。

作り手の「手」と、使い手の「手」。

ふたつの「手」が重なるここは、作家とお客さんがつながる場所。

 

月に3~4回は、作家さんたちが店番をすることもあって、

作品への想いをお客さんに直接伝えることも、

手にとったお客さんの声が作り手に届くこともあります。

そして実際に、そのやり取りから生まれたものも。

 

まさにお互いの手が重なって、

新たな作品が生まれていく場所なのです。


 

そんな「tituti」の作家さんは、みんな女性。

そのせいか、使い勝手のいい可愛いらしいものがそろいます。

 

例えば金城有美子さんのマグカップ。

大ぶりなのに軽くて、持ち手にすっと指が入って。

片手でひょいと持っても、

カップの丸みにそって両手で包んでも持ちやすい。

ほっとする優しい色合いにも和みます。


 

沖縄の空と海を思わせるコバルトブルーの器は、

テーブルの主役になりそうな存在感。


 

田中紀子さんの紅型は、動物や植物が

いきいきと描かれているのが特徴。

 

ヒージャー(山羊)や沖縄に咲く花が描かれたガマ口はアイフォンケース。

その横にあるカードケースは、一見、キカガク模様のように見えて

実は美ら海水族館にいるマンタがモチーフです。


 

琉球王朝時代から受け継がれている

ロートン織のバッグは、長池朋子さん作。

お散歩てさげというチャーミングなネーミングがついています。


 

木べらを持てば、手にしっくりなじむ形にほれぼれし、

パンの端までバターをきれいにのばせるという

バターナイフを手に取ると朝ご飯を食べたくなる。

西石垣友里子さんの木工クラフトも秀逸です。

 

ミシミシと音が鳴る急な階段をのぼった2階にも

絵ハガキや一筆箋、美しい器が並び、

夏には色鮮やかなガラスの器も充実します。


 

そんなひとつひとつをじっくり眺めていると

スタッフの方がそっと声をかけてくれます。

 

その工芸品が生まれた背景や、

作家さんが想いを込めたこだわりについて。

 

耳を傾けていると、

お店に並ぶいずれにも小さな物語があって、

そんなに魅力的ならば……と

ほしいものがどんどん増えてしまう!(笑)

 

 

このお店に何度も足を運びたくなるそのわけは、

丁寧に作られた、美しく使いやすい工芸品と

そのよさをまっすぐ届ける

スタッフの対応が心地いいからなのかもしれません。

 

だから、titutiを訪ねる時には、少し時間に余裕をもって。

じっくり眺めてあれこれ迷う時間と、お店の方とちょっぴり話す時間。

ここで過ごしたひとときが、

旅を思い出深いものにしてくれるはずだから。

 

 

 

tituti OKINAWAN CRAFT(ティトゥティ オキナワン クラフト)

住所/沖縄県那覇市牧志2-23-6

電話/098‐862‐8184

営業時間/9:30〜17:30

定休日/木曜

HP/http://www.tituti.net/

 

 

沖縄CLIPフォトライター 小野暁子

 

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Information

那覇市牧志2-23-6