読谷村の人気スポット。小高い丘に建つ護佐丸の居城「座喜味城跡(ざきみじょうあと)」

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初回投稿日:2013.10.16
 最終更新日:2024.08.29

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座喜味城

沖縄県の中部、読谷村座喜味(よみたんそんざきみ)の標高120mばかりの丘の上。石灰岩の切石積で取り囲むように築かれている座喜味城。もともとは15世紀の初頭に、築城家としても名高い護佐丸(ごさまる)によって築かれたと言われています。


座喜味城

護佐丸は中山尚巴志(ちゅうざんしょうはし)の北山城(現在の今帰仁(なきじん)城)攻略に参戦し、琉球統一に大きく貢献したひとり。諸説ありますが、謀反と疑われ攻められたものの、反撃せずに自害したことから、忠節の武士として知られています。

その護佐丸が赤土で軟弱な土壌のこの場所に、旧居城であった山田城(恩納(おんな)村)を崩して石材を運び、石積みの工夫によって強度と曲線美を備えたうつくしい城壁を築きました。護佐丸はここに約18年暮らしたそうです。

第二次大戦時には日本軍の砲台が設置されたり戦後には米軍のレーダー基地が置かれましたが、1972年の沖縄の本土復帰と同時に国の史跡に指定。2000年に首里城跡などとともに、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。


座喜味城

城壁に登ると遠く残波岬(ざんぱみさき)や、晴れた日には慶良間(けらま)諸島も眺めることができます。
日射しも柔らかくなり、涼やかな風が通り抜ける秋にこそおすすめのスポットです。

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座喜味城跡

住所 /
沖縄県中頭郡(なかがみぐん)読谷村座喜味708-6
Webサイト /
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/173575

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